KITAPPとは

九州工業大学の学生が運営する、
加盟アプリ共通のアカウント基盤です。

KITAPPとは

KITAPP は、九州工業大学 情報工学部 飯塚キャンパスの学生が運営する、加盟アプリケーション共通の認証基盤です。九州工業大学の公認を受けた組織ではなく、大学の名前で何かを保証するものでもありません。ここに書いてあることの責任は、運営する学生にあります。

はじまりは過去問の共有でした。学内向けのサービスをつくると、必ず「これを使おうとしている人は、本当に九工大生なのか」を確かめる必要が出てきます。ところがその確認は、サービスを増やすたびに一から作り直すことになり、学生証を預かる場所も、それを見る人も増えていきます。

それなら、確認だけを引き受ける仕組みを先に立てて、アプリはその上に載せたほうがいい。そう考えてつくったのが KITAPP です。名称は KIT(九州工業大学)× App に由来します。一度登録すれば、以降は各アプリで Google アカウント認証をするだけで使えます。

  • 加盟アプリ共通のアカウント

    KITAPP に加盟するアプリケーションは、同一の Google アカウントで利用できます。アプリケーションごとに利用登録を行う必要はありません。

  • パスワードを保持しない

    認証は Google アカウントに委任しています。KITAPP がパスワードを受け取ること、および保存することはありません。

  • 在学資格を確認した利用者に限定

    学生証、九工大の学生用メール、または窓口での対面のいずれかで在学資格の確認を経たアカウントのみを許可します。学内向けの情報を、学内の利用者の範囲で取り扱えます。

THREE PARTIES

KITAPP が引き受けているのは、在学の確認ひとつです。

学生・KITAPP・加盟アプリの関係図学生は KITAPP に登録して在学を確認してもらう。確認が済むと学生証の画像は消える。学生は加盟アプリでは あらためて Google ログインをする。加盟アプリは KITAPP に在学しているかどうかだけを尋ね、その答えだけを 受け取る。在学の確認在学中か?アプリで Google ログイン学生在学の確認加盟アプリ在学中渡す項目を止める学生・KITAPP・加盟アプリの関係図学生は KITAPP に登録して在学を確認してもらう。確認が済むと学生証の画像は消える。学生は加盟アプリでは あらためて Google ログインをする。加盟アプリは KITAPP に在学しているかどうかだけを尋ね、その答えだけを 受け取る。在学の確認在学中か?アプリで Google ログイン学生在学の確認加盟アプリ在学中渡す項目を止める
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    KITAPP は、学生と加盟アプリのあいだに入って、在学の確認だけを引き受けます。この三者がどうつながっているのかを、順に見ていきます。

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    学生は、まず KITAPP に Google アカウントで登録します。KITAPP が Google から受け取るのは、アカウントの識別子・メールアドレス・表示名だけで、パスワードは通りません。

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    次に、九州工業大学の在学を確かめます。方法は三つあります。学生証の画像を出す。九工大の学生用メールでコードを受け取る。窓口で担当者に学生証を見せる。

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    確認が済むと、学生証の画像はサーバーから消えます。元に戻す方法はありません。メールと窓口の方法では、そもそも画像を預かりません。

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    学生が加盟アプリを使うときは、アプリの側で、あらためて Google ログインをします。KITAPP が代わりにログインさせることはありません。

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    アプリは KITAPP に「このアカウントは在学中か」と尋ね、答えだけを受け取ります。既定では、氏名も学籍番号もアプリには渡りません。

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    何を渡すかは、学生自身も管理できます。マイページの設定から、二段階認証、渡す項目の制限、退会ができます。

認証するには

次の3種類のうち1つから認証方法を選べます。

  • 学生証の画像

    • 学生証の表と裏を撮影して提出します。
    • 審査担当者が目で照合します。数日かかることがあります。
    • 画像は、審査が確定した時点で削除されます。
  • 九工大のメール

    • 学生用のアドレス(@mail.kyutech.jp)に届くコードで確認します。
    • 審査はなく、確認できたその場で承認されます。
    • 学生証の画像は取得せず、アドレスそのものも保存しません。
  • 窓口での対面登録

    • 窓口で担当者が学生証を直接見て確認します。
    • 学生証の画像は取得しません。
    • 確認のときに内容を直した場合は、直す前の内容を記録します。

登録の流れ

  1. Google アカウントで認証

    利用者ご本人の Google アカウントで認証します。KITAPP 独自のパスワードは発行しません。

  2. 在学の確認方法を選ぶ

    氏名・学部・学科・学籍番号・入学年度を入力したうえで、上の三つのいずれかで在学を確認します。

  3. 確認

    学生証は審査担当者が提出内容と個別に照合します。審査の結果は「申請状況」の画面で確認できます。九工大のメールと窓口の対面は、審査待ちがありません。

  4. 加盟アプリの利用開始

    承認後、その Google アカウントで加盟アプリにログインできるようになります。有効期限は毎年3月31日までで、期限の30日前から更新を申請できます。

学生証、九工大メールの取り扱い

在学しているかどうかを確かめるために、学生証の方法では学生証を撮った画像を預かり、九工大メールの方法では認証コードを送るためのアドレスを受け取ります。他人になりすまして登録できてしまうと、この仕組み全体が意味を失うので、ここは省略できません。受け取る以上、何を受け取り、誰が見て、どう保存し、いつ消すのかをはっきりさせておきます。窓口での対面登録では、学生証の画像も九工大のメールアドレスも取得しません。

学生証の画像

何を出してもらうのか

学生証の方法を選んだ場合は、学生証の表と裏を撮影した画像を提出します。撮影日時や位置情報などの付随情報(Exif)は、保存する前に取り除いています。申請フォームのカメラで撮った写真は、提出するまで、お使いの端末の外へは送られません。

九工大のメールや窓口での対面登録を選んだ場合は、学生証の画像は取得しません。

誰が見るのか

閲覧できるのは審査担当者だけです。権限は画像を開くたびに確かめています。画像を取り出せる経路はひとつで、権限のない人には「権限がありません」ではなく、そのページは存在しないものとして応答します。どの申請に画像が残っているのかを、外から数えられないようにするためです。

審査担当者の画面は二段階認証で守っています。担当者の権限は、入学年度から4年後の3月31日で自動的に失効します。

どこに置かれるのか

ウェブから直接たどれる場所には置いていません。ファイルの名前は、申請の番号や学籍番号と関係のない、推測できない文字列です。配信するときも、ブラウザに保存されない指定を付けています。

いつ、どうやって消えるのか

審査が確定した時点で、承認の場合も却下の場合も削除します。登録内容の変更を申請したときの画像も同じで、申請を取り下げたときも、その時点で削除します。残るのは、いつ削除したかという記録だけです。

ただし、同じ画像の不正な使い回しを見つけるために、画像そのものではなく、画像から計算した「指紋(ハッシュ値)」は残ります。指紋から画像を復元することはできません。指紋が一致しても、それだけで却下されることはなく、審査担当者が画像と申請内容を見て判断します。

学生証の審査を人が行っている理由

学部や入学年度で学生証のデザインは違い、擦れて読みにくいものもあります。読み取りを機械に任せると、うちの学生を弾いてしまうことも、学外の人を通してしまうこともあり、どちらの間違いも、機械の判定結果だけを見ていては気づけません。だから学生証の審査は、いまも人が見て判断しています。

人が行うので、審査には数日かかることがあります。待たずに済む方法として、九工大のメールでの確認も用意しています。

九工大のメール

何を受け取るのか

九工大の学生用のアドレス(@mail.kyutech.jp)を入力してもらい、そこへ認証コードを送ります。コードを受け取って入力できたことをもって、在学の確認とします。学生証の画像は取得しません。

送信には Google のメールサービス(Gmail)を使っているため、宛先のアドレスとメールの本文は、送信のために Google の設備を通ります。本文は、認証コードと有効時間、注意書きだけです。

アドレスは保存されるのか

アドレスそのものは保存しません。同じ受信箱を複数の Google アカウントで使い回せないようにするために、アドレスから作った、元に戻せない照合用の値だけを保管します。この値からアドレスを知ることはできません。

認証コードも、元の文字列は保存せず、照合用の値だけを保存します。消去を請求されたときは、アドレスの照合用の値も消去します。

誰が見るのか

この方法では、審査担当者による確認は行わず、確認できたその場で承認されます。運営の管理画面の申請の詳細には、「九工大メールで確認済み」であることと確認した日時が出るだけで、アドレスは表示されません。

確かめていること、確かめていないこと

確かめているのは、そのアドレスの受信箱を持っていることです。氏名・学部・学科・学籍番号・入学年度は、入力のとおりに登録され、学生証のようには照合しません。

学生証の審査より確かめる範囲が狭いぶん、同じ受信箱を複数の Google アカウントで使い回せないようにし、コードを送る数にも上限を置いています。

どちらの方法でも

確認のあと、加盟アプリに何が渡るのか

既定では、在学しているかどうかだけです。メールアドレスと Google アカウントの識別子は、KITAPP から加盟アプリへ渡せる項目に入っていません。

入学年度・学部・学科・学籍番号・氏名・「同じ人かどうか」だけを判別できる符号は、アプリごとに加盟のときの審査で渡すかどうかを決めます。渡す項目は、各アプリの紹介ページに表示しています。個人情報にあたる項目を渡したときは、いつ・どのアプリに・何を渡したかの記録が残り、その記録が取れなかったときは項目を渡しません。

在学の有無と符号を除く項目は、利用者が自分で止めることができます。

設計の考え方

実績の長いサービスではないので、信用してもらう材料は、何をどう決めたのかを書くことしかありません。

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Google のログインを使っている理由

自前でログインをつくると、パスワードを預かることになります。学生証を預かる仕組みの上に、さらにパスワードまで持つのは避けたいと考えました。Google のログインであれば、こちらがパスワードを見ることはありません。

もうひとつは、同じ人かどうかを見分けられることです。確認は一人につき一度で終わらせたい。アカウントを作り直すたびに確認をやり直す形だと、こちらの手間が増えるだけでなく、そのたびに学生証をもう一度預かることになります。預かる回数は少ないほうがいい。

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確認方法が三つある理由

学生証・九工大のメール・窓口の三つは、確かめる強さも、かかる時間も違います。学生証は人が目で照合するので数日かかることがあり、画像を一時的に預かります。メールはその場で承認され、画像も預かりませんが、確かめているのは、そのアドレスの受信箱を持っていることです。窓口は担当者が学生証を直接見て、画像を残しません。

メールで登録した場合、氏名と学籍番号は入力された内容のままで、学生証のようには照合しません。そのため、同じ受信箱を複数の Google アカウントで使い回せない仕組みと、送信数の上限を置いています。どれがよいかは人によって違うので、選べるようにしました。

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連携アプリの申請を審査している理由

加盟アプリには、KITAPP に問い合わせるための鍵をお渡しします。鍵は、どのアプリからの問い合わせかを見分けるためのもので、これだけで学生証を開くことも、ほかのアプリの設定を読むこともできません。ただし、その鍵で何を受け取れるか(在学の有無だけか、入学年度も受け取るか)は、KITAPP 側の設定で決まります。

申請する側だけで決められると、「あとで使うかもしれないから」という理由で、いまは要らない項目まで受け取る設定ができあがります。悪意がなくてもそうなります。だから、受け取りたい項目と、その用途を申請に書いてもらい、運営が審査して確定します。

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受け取る情報を既定で空にしている考え方

加盟アプリが受け取る項目は、何も指定しなければ空です。設定に知らない項目名が混ざっていても、読み取れない名前は無視されて渡されません。判断に迷う入力が来たら、渡さない側に倒れるようにしてあります。

在学が確認できなかった相手については、申請が却下されたのか、まだ申請していないのか、そもそもアカウントが無いのかを区別せず、同じ返答にしています。加盟アプリの側からは、その人が KITAPP に申請したことがあるかどうかも分かりません。

一方で、鍵の置き場所や、問い合わせの回数の上限といった具体的な値は、このページに書きません。ここに書いて得をするのは、この仕組みを破ろうとする人だけだからです。

プライバシー

  • 学生証の画像は在学資格の照合のみに使用し、審査担当者以外は閲覧できません。
  • 審査が確定した時点(承認・却下のいずれの場合も)に、画像をサーバーから削除します。
  • 撮影日時および位置情報などの付随情報(Exif)は、保存前に除去しています。
  • KITAPP はパスワードを保持しません。認証は Google アカウントに委任しています。
  • 取得した情報を広告目的で利用することはなく、利用者を追跡する目的で第三者へ提供することもありません。加盟アプリへは、上に書いた項目だけを提供します。

プライバシーポリシーに、取得する情報と利用目的の全体を書いています。

利用者が自分で選べること

保護モード

マイページの「設定」から、三つを選べます。認証アプリによる二段階認証。ブラウザを閉じるとログアウトされる都度ログイン。加盟アプリへ渡す項目の制限です。

二段階認証と都度ログインは、KITAPP のログインにだけ効きます。加盟アプリのログインは、これまでどおり Google アカウントだけで入れます。

ログインしている端末の確認

ログインした端末(種類・IP アドレス・最終利用日時)をマイページで確認でき、端末ごとにログアウトできます。

退会と消去の請求

退会は、マイページの「設定」からできます。個人情報の消去を求める場合は、プライバシーポリシーに記載の窓口へ連絡してください。本人確認のうえ、氏名・学籍番号・メールアドレス・学部・学科・Google アカウントの識別子・学生証の画像(とその指紋)などを、復元できない形で消去します。

決済代行事業者が保有する情報、連携アプリが保有する情報、バックアップ(保管期間90日)は、消去とは別の扱いになります。詳しくはプライバシーポリシーに書いています。

KITAPP連携アプリデベロッパーになるには

KITAPP に承認された九工大の学生なら、開発者として申請できます。申請から公開までは、開発者ポータルで自分で進めます。

  1. 開発者申請

    KITAPP に承認済みの学生アカウントで申請します。運営が審査して承認します。

  2. アプリの登録申請

    アプリの名前・説明・公開 URL に加えて、受け取りたい項目とその用途を書きます。氏名や学籍番号など個人情報にあたる項目を希望するときは、理由が必須です。

  3. 鍵を自分で発行する

    承認されると非公開のアプリが作られます。開発者ポータルで鍵を自分で発行し、公開の前に接続を確かめます。発行のときは Google の再ログインを求めます。

  4. 公開を申請する

    新しい鍵で照合が一度でも通っていて、公開 URL が設定されていれば、公開を申請できます。承認されるとアプリ一覧に載ります。

承認されると、開発者ポータルから「KITAPP連携アプリパック」(仕様・AI に読ませる指示・Next.js の雛形・セキュリティの手引き)をダウンロードできます。

開発者申請へ

申請は、KITAPP に承認されたアカウントでログインして行います。

KITAPP を使ってみる。

Google アカウントと、学生証または九工大の学生用メールがあれば登録できます。